髪の痛みの原因

髪の痛みの原因はいくつかあります。まず、シャンプーをするときに乱暴に洗うことです。毛髪の表面をおおっている部分で、外側の刺激から毛髪内部を守り、髪につやを与えるのはキューティクルです。キューティクルは摩擦に弱いので、乱暴にシャンプーをすると剥がれ落ち、つやがなくなります。無理なブラッシングや、髪が濡れたままのブローも髪の痛みの原因です。ブラッシングを無理にするとキューティクルがはがれ、髪が痛みます。水分を含んでいる髪は、キューティクルがはがれやすく傷みやすいので、洗髪後などタオルで水分を取らずにドライヤーをかけることは禁物です。冷暖房に当たりすぎると、キューティクルが剥がれ落ちます。濡れた髪は紫外線の刺激にも弱いので、濡れたまま日に当たることは避ける必要があります。パーマやブリーチも髪にダメージを与えやすく栄養分を失いがちですので、できる限り間隔をあけるようにしましょう。髪の痛みの改善策としてトリートメント効果の入っているシャンプーや、コンディショナーを使用し、髪のケアを十分行うことが良いと思います。ときどき美容院に行くなどして、プロの手によるトリートメントを施すのもいいでしょう。

トリートメント補修

トリートメントをきちんとするためには、まず最初にしっかりとシャンプーをしましょう。シャンプーの泡が残らないようにしっかりすすぎます。次に、トリートメント剤の油分をはじかないようにするため、軽くタオルドライをしたあと、トリートメント剤を手のひらに広げます。髪の内側からたたくようにトリートメント剤をつけますが、手に取る量は必ずついている表示に従うようにしましょう。髪にトリートメント剤をつけたら、なじませるために少しそのままにしておいて、こすらずにやさしくすすぎましょう。毛穴をふさぎ、頭皮に細菌が繁殖したり、炎症の原因になったりするので、トリートメント剤を頭皮につけないようにしてください。髪の痛みが特にひどい場合は、まずトリートメント剤を髪につけた後、シャワーキャップをかぶり、5〜10分ほどおきます。こうするとトリートメント剤が浸透しやすくなります。週に2回くらい行うと効果を実感できるでしょう。それでも回復が見られない方は、残念ながら傷んだ髪を切るしかありません。それから次に伸びた髪を、大切にケアしてあげるといいのです。

髪の痛みの見分け方

髪の痛みの見分け方には、大きく分けて3種類あります。まず自分の髪を見てみることが大切で、髪の痛みは目で見てもすぐにわかるものです。髪の毛先に枝毛が見つかったときは、それは髪が傷んでいるという証拠です。枝毛があるとトリートメントを行っても治ることはなく、枝毛は切るしか方法がありません。次に、髪を引っ張ってみることでも、髪の痛みを見つけることができます。髪が傷んでいると、切れやすくなります。髪にダメージを与えやすいハードなストレートパーマやツイストパーマは、繰り返しかけると髪を切れやすくします。健康な髪は、指が滑って切れません。最後に髪の痛みの見分け方は指でしごいてみることです。髪の根元からゆっくりとすべらすようにして、引っ張りながらしごいていき、すべりが止まったり手触りが悪くなったりしたら、それは髪のキューティクルが崩れているということです。これらの髪の痛みの見分け方で、少しでも当てはまる要因があれば、トリートメント剤を使って髪のトリートメントをしましょう。それでも髪の傷み具合が改善されないようならば、美容室に行ってトリートメントをしてもらった方がよいでしょう。

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